しんさんお待たせしました。
先日のコメントに対する回答記事です。
【仕掛け編】
沼津界隈の一般的な堤防でのヤリイカの陸っぱりタックルは
1~2号の磯竿に2~5号負荷の棒タイプの電気ウキの遊動仕掛けに一ヒロ位のハリスを取って
エサ巻きスッテやエサ巻きテーラを付けるという非常に軽い仕掛けで狙います。
狙う範囲も足元から投げても20mぐらい範囲を釣ります。
ただ、ここ数年は西風が吹き荒れる日が少なく比較的釣り易いのですが
本来であれば冬場は自分自身が飛ばされそうになるぐらいの強風が吹き荒れることもあり、
そんな中では軽い仕掛けではまともに釣りもできません。
なので遠投磯竿の4~5号で15~20号近い重めの仕掛けで釣ることになります。
基本的にはカゴ釣り仕掛けの応用です。
以前は遠投用のキス天秤のオモリの部分にウレタンを取り付けて
スッテを固定してキャストしていました。
それでも向かい風や横からの風によるハリスがらみが悩みの種で
いろいろ2シーズンかけて悩んだ結果、
先日のブログに上げたイカ天秤になったというわけです。
単に遠投だけであればスッテごとカゴに収納してしまう一発カゴタイプの方がダントツに有利です。
特に堤防であれば広範囲に探れるのでかなり有利になるのではないでしょうか?
一時期、試してみましたが確かに飛ぶんですよ(゚∀゚人)
楽に飛ぶんですが、いくつかの理由で断念しました。
・エサ巻きスッテとエサ巻きテーラ
各メーカーからいろんなタイプが出ているので迷うところですが
迷ったらエサ巻きテーラを購入するといいかもしれません。
一番無難でお手軽です。
ちょっとコスト的に高くなりますがエサ巻きスッテも渋い時には良い仕事することが多いです。
あとは使ってないエギにステン線を付けてエサ巻き風に使うこともできますよ。
【釣り方編】
ヤリイカの時はできるのであれば竿を2本出し、
仲間がいれば棚や飛距離をバラバラにしてイカの居場所を広範囲に探るのが有利です。
釣り場のストラクチャーやイカの進路を知っている場合でもその日の棚がまちまちですから
2本出しで極端に棚を替えて探ると効率的です。
釣れているときはどんなスッテだろうが仕掛けだろうが棚が大体合っていれば入れ乗りです。
問題の釣れないときですが(釣れていたのにパタッと乗らなくなる場合も含みます)
良くやるのはスッテのカラーローテーションとエサの種類のローテーションです。
自分の場合、釣り船が近くにいる(または月が出ていて空が明るい)場合は
青→黒→緑→ピンクマーブル→オレンジマーブル
闇夜や雨天などで空が暗い場合は
夜光ピンク→夜光青→夜光オレンジ→夜光緑
※夜光は煌々と光るものではなく【ボヤッ】と淡く長時間光るタイプ
エサは塩漬けササミ→サンマの切り身→キビナゴ
自分の場合は真冬に西風が吹きすさぶ中で細かい作業はできるだけやりたくないので
エサの種類のローテーションは一番最後にしますw
他に聞いたことがあるのは潮の色でカラーローテーションをされる方もいるようです。
それから釣れていないときは流しっぱなしになりがちですが、
そんな時こそ誘いを細かく入れていきます。
回収時にも一気に巻かないでルアーのようにアクションを加える感じで
時々止めて乗る【間】を作ります。
万が一そこで乗れば次回からはその周辺を集中砲火ですww
スッテの色の選択については次回もう少し細かく書いていきます。
エサに関しては上記の他にブタの脂身やサメの切り身などもありますが
渋い時ほど【魚】の方が良い結果が出るような気がします。
【塩ササミの作り方】
鳥のササミをテーラの端からカンナの端と同じくらいの長さに削ぎ切りします。
塩をドカッとかけて良くなじませます。
冷蔵庫で1時間ほどおくと水分が出てきますのでときどき覗いてその都度水気を切りましょう。
そのまま一晩冷蔵庫で寝かせます。
水分が出きってしまえば冷凍してもカチカチにならずブニブニした感じになります。
大きさもちょうどいい大きさまで縮んでいると思います。
これらをタッパーに入れて完了です。
【陸っぱりのためのワンポイント】
何度もキャストを繰り返すうちに巻いたササミがズレてしまうことがありますが
エサを巻くときにつまようじを1本ササミの中に通してから
スッテに巻くと頭側のササミのズレが無くなり途中で取れてしまうことが無くなります♪
冬の陸っぱりヤリイカはとにかく寒いです(;´д`)ゞ
風邪をひかないように防寒はしっかりしていきましょう!
寒くても旬のヤリイカは最高ですよ~(人=´∀`=)
何年か前に海辺でも雪が降り、雪がちらつく中ヤリイカを釣っていて
【バカだよな~】って思ったのを思い出しました(;^_^A
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