東海地方は平年より11日早く梅雨入りしましたね。
ジメジメの嫌な季節ですが
イサキがおいしい季節になりましたね♪
さて、今回は先日コメントで予告した通り
なんで自分が針の色やケイムラカラーにこだわるのか?
『色覚』の観点から説明します。
まず色がなんで赤色、緑色、青色とか見えるのか・・・
なんて説明はめんどくさいので端折りますww
まず下の画像を見てください。
水深約20~25m付近のキントキの群れを撮影したものです。
ダイバーの方なら水中写真を撮るために昼間でもストロボが必須です。
何故なら水中では赤い魚が黒くなってしまうのです!!
なんで黒くなるかの詳細はやっぱり端折りますww
平たく言うと水の中では水深が深くなると
上のグラフの右側の色から順に見えなくなってくるという事です。
見えにくいという事は・・・
そうっ!魚にとっては見えにくい色ほど保護色として使えるわけです♪
だから深い海の魚って赤い魚が圧倒的に多いんですよね。
・・・ってことはですよ。
目立たせたくないハリのチョイスはやっぱり赤or黒になるんです。
カマスとか光に対して好反応を示す魚種には
あえて金バリなんかは有効ですがそれ以外ではほとんど選択することはありません。
そして、最近妙にケイムラにこだわっているのは・・・
見える光『可視光線』は人間で
赤色・
緑色・
青色の3色と言われています。
俗にいう『光の三原色』ってやつです。
魚にはこの3色に加え
紫外線も認識することができるそうなんです!
そして紫外線は赤外線と違い水中深くまで届きます♪
しかも魚が認識している光であれば使わない手はないでしょう(人´∀`)
マダイやクロダイが『色盲』という事は有名です。
でも、人には見えない紫外線が見える分
人間の言う『色盲』という表現があっているかどうかは疑問です。
そういうワケで集魚灯のカラーも人間が釣れるカラーではなく
魚に対して好アピールな色は何か?だんだんわかってきませんか??
そして次回は・・・
濁った海でも魚は摂餌する訳ですが視界が効かない海の中で
いったいどうやってエサを見つけ出すのでしょう?
先日、実家に行ったら親父の遺品の中から面白い本を見つけました。
それはそれは昭和の古~い釣りのHowTo本なんですが
現代でも充分応用が可能な情報が載っていたのでそれについて考察(?)してみたいと思います。
・・・ってか、『海の様子見て来い』って感じですよねww
~業務連絡~
自作LED集魚灯をお待ちのお客様へ
大変お待たせして申し訳ありません。
集魚灯本体に使う材料の寸法ミスがありまして
材料の再発注をしております。
入荷してからの製作になりますので今しばらくお待ちください。